ニュースリアル速報

国内外の出来事をリアルタイムで届けるブログです。最新ニュースの速報から、その背景にある深い分析まで、読者にとって重要な情報をわかりやすく提供します。ニュースの真実とその意味を、日々の生活に直結する形でお届けします。

    受刑者


    受刑者が「選挙権」を求めた訴訟、二審でも否決


    長野刑務所(ながのけいむしょ)は、法務省矯正局の東京矯正管区に属する刑務所。下部機関として上田拘置支所を持つ。 1881年 - 善光寺領徒刑場を引き継ぎ、長野県監獄として長野市に設置。 1883年 - 監獄本所を新設。 1960年4月1日 - 善光寺の近くから現在地に移転。跡地には長野
    5キロバイト (666 語) - 2023年12月4日 (月) 04:26


    選挙権を求める受刑者の主張も理解できるけど、やはり社会的なルールには従わないといけないよね。

    受刑者に選挙権がないのは違憲だとして、長野刑務所で服役中の男性(38)が国に対し、選挙で投票できる地位があることの確認などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(木納敏和裁判長)は3月13日、訴えを棄却した。一審の東京地裁に続いて男性側の敗訴となった。

    ●刑務所で投票できず 一審は「制限は合理的」と判断

    訴状などによると、男性は詐欺罪で2019年に懲役7年の実刑判決を受けた。

    公職選挙法は第11条で、選挙権や被選挙権を持たない対象として「禁錮以上の刑に処せられその執行を終わるまでの者」などを挙げており、男性は 2021年の衆議院議員選挙や翌2022年の参議院議員選挙で投票できなかったという。

    そこで男性は2022年8月、受刑者が投票する権利を制限する公職選挙法は国民の選挙権を保障している憲法に反するなどとして提訴した。

    東京地裁は2023年7月、「受刑者が自ら法秩序を著しく害した者である」点を踏まえて、受刑者の選挙権を制限する公職選挙法の規定は、選挙が公明かつ適正に実施されるために定められており、制限は服役中のみであることなどから合理性があって憲法に違反しないと判断した。

    控訴審で男性は、「受刑者はみなそろって選挙の公正を害する者であるという考えは、何の根拠もないただの感情によった偏見で、不当な差別そのもの」「(一審の判決後)私のまわりの受刑者は全員が落胆しました。ある人は『やはり人として見られてないんだ』と言いました」などと意見陳述した。

    ●東京高裁「受刑者は選挙の公正を害した者等に含む」と判断

    東京高裁はこの日の判決で、最高裁が2005年に示した「選挙の公正を害した者等は別として、選挙権やその行使を制限するにはやむを得ないと認められる事由がなければならない」という基準を踏まえた上で、受刑者は「選挙の公正を害した者等」の「等」に含まれるなどとして合憲と判断した。

    男性の代理人を務める吉田京子弁護士は判決後に記者会見を開き、「結論自体は不当な判決」とした上で、「一審は2005年に最高裁が示した厳しい基準を使わなくて良いと判断したが、東京高裁はこの基準に従わなければならないと認めた。今後この判断を前提にして、受刑者が選挙に参加すると選挙の公正に傷がつくのかという部分を最高裁で議論し、正しい判決を導きたい」と話した。

    控訴棄却を受けて、男性は「非常に残念。全ての受刑者のために最後まで闘う」とのコメントを出した。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介)

    受刑者が「選挙権」求めた裁判、二審も敗訴 原告側「選挙の公正に傷がつくのか」と訴え


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【受刑者が「選挙権」を求めた訴訟、二審でも否決】の続きを読む


    「受刑者への「さん」付け運用に対する複雑な反応: 違和感と刑務官の懸念」


    受刑者(じゅけいしゃ)とは、刑事施設の被収容者のうち自由刑すなわち懲役刑、禁錮刑又は拘留刑の執行のため刑事施設に拘置されている者をいう。「服役囚」とも呼ばれる。 法令上は「受刑者」とは懲役受刑者、禁錮受刑者、拘留受刑者の総称をいい(刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律2条4号)、「懲役受刑…
    14キロバイト (2,246 語) - 2024年2月10日 (土) 01:21


    「受刑者に対する「さん」付け運用が導入されたことにより、刑務所内でのコミュニケーションに新たな変化が生じています。この運用は、受刑者への敬意を示し、彼らの尊厳を保つための一歩として導入されたものですが、受刑者自身からは違和感を抱く声が上がっています。一方で、「お前」という呼び方よりはマシだと感じる受刑者もいるようです。この新しい運用に対し、刑務官の間では「立場が逆転する」という懸念があることが明らかになりました。刑務官と受刑者との間には、自然と階層が存在し、これまでの呼び方がその階層を明確にしていたと考えられています。しかし、「さん」付けによって、その階層があいまいになり、刑務官の権威が損なわれる可能性があるというわけです。この運用の背景には、受刑者の人権を尊重し、彼らが社会復帰する際にポジティブな自己認識を持つことを促すという意図があります。受刑者を一人の人間として尊重することは、彼らの更生にも繋がるという考え方に基づいています。しかし、現場からの反応は一様ではなく、この運用が実際に受刑者と刑務官の関係にどのような影響を与えるのかは、引き続き注視が必要です。「さん」付け運用の導入は、受刑者の人権と尊厳を重視する現代の価値観を反映していますが、刑務所という特殊な環境においては、さまざまな課題があることも事実です。今後、この運用が受刑者の更生と社会復帰にどのように貢献できるのか、また刑務官と受刑者との健全な関係構築にどう影響するのか、その効果と課題について継続的な検証が求められます。」

    名古屋刑務所で刑務官が受刑者に暴行などを加えていた事件をめぐり、法務省は再発防止の取り組みの一環として、2024年4月から受刑者を「さん」付けして呼ぶ運用を全国の刑務所で始めると発表した。

    これに対して、すでに「さん」付けを導入している刑務所で服役している受刑者からは「極端な気がする」などの反応が寄せられている。

    現場の刑務官からは「そもそも人材育成の仕組みに問題がある」と、国が進める対策に疑問を呈する声が上がっている。(弁護士ドットコムニュース編集部・一宮俊介)

    ⚫︎強盗犯「違和感がある」 殺人犯「極端な気がする」 

    法務省や報道によると、名古屋刑務所では2021年11月~2022年9月、若手の刑務官22人が受刑者3人に暴行や暴言を計400件以上繰り返し、そのうち13人が特別公務員暴行陵虐などの容疑で書類送検され不起訴(起訴猶予)になったという。

    この事件の問題を検証してきた第三者委員会は昨年6月、「人権意識の希薄さや規律秩序を過度に重視する組織風土」「若手刑務官1人で多数の処遇上の配慮を要する受刑者を担当する勤務体制」など6つの要因を挙げ、組織風土の変革などを求める提言書を法務大臣に提出した。

    これを受けて法務省は、再発防止策として刑務官への小型カメラの装着など計68の取り組みに着手すると説明している。

    受刑者への「さん」付けはこうした一連の取り組みの一つで、すでに各地の刑務所で導入され始めている。記者は取材活動の一環で普段から複数の受刑者と手紙のやり取りを続けているが、「さん」付けについての感想が早速寄せられている。

    強盗事件を起こして少年刑務所に入っている男性からの手紙には「受刑者に『さん』付けをするのがオヤジ達の間で始まりました。違和感があります(笑)」と書かれていた。


    また、殺人などの罪で西日本の刑務所に服役している無期懲役囚の男性からは以下のような内容の手紙が送られてきた。

    <刑務所の処遇で、最近変わったものとして、刑務官の方が「〜さん」と呼ぶようになりました。
    私個人の意見としては、指導する立場にあられる方々なので、呼び捨てでも構わないと思うのですが、4月をめどに完全にそうなるようです。
    「お前」とか「おい」とかで呼ぶのは論外としても、「〜さん」と呼ぶのは、極端な気がします。
    政府としては、人権に配慮してということでしょうが、もっと他の部分を改善してもらいたいと思いますね。
    特に医療面では、改善することで、経費もおさえられると思うんですけどね。>

    ⚫️さん付けに刑務官は疑問 「反対に目が届かなくなるかも」

    今回の「さん」付け導入について、現場の刑務官にも話を聞いた。

    ある男性の刑務官は「ほとんどの刑務官は抵抗があると思う。受刑者の実態はあまり知られていないと思うが、刑務所には暴力団や反社の人たちが多く収容されている。海千山千の連中がいる中で、さんで呼ぶことで改善や更生、規律秩序の維持を果たせるのか。受刑者と刑務官の立場が逆転することを懸念する職員は多い。刑務官がよそよそしくなっていくこともあると思うし、そうなると受刑者に関わる距離が遠くなって反対に目が届かない状況が出てくるかもしれない」と話した。

    名古屋刑務所では2001〜2002年に刑務官が受刑者を死亡させる事件が起きている。今回も事案が発覚してから視察委員会に適切に説明しなかったなど、多くの組織的な問題が指摘されている。

    前出の刑務官は、今回の事件に関わった若手刑務官たちが新型コロナ禍で採用された世代に重なる点を挙げ、警察官や消防士の研修制度と比較した上で、「そもそも刑務官の人材育成に手抜かりがあるのが問題。あり方を見直すべきです」と話した。

    受刑者が「さん」付け運用に抱いた違和感 「お前」よりはマシだけど… 刑務官は「立場が逆転する」と懸念


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【「受刑者への「さん」付け運用に対する複雑な反応: 違和感と刑務官の懸念」】の続きを読む

    このページのトップヘ