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    損害賠償


    悔いを残す男性の半生、ライブ配信での暴言が活動休止に


    誹謗中傷誹謗中傷」は、「誹謗」と「中傷」を合わせた言葉である。 「誹謗」 - 他人を悪く言うこと。そしること。 「中傷」 - 根拠のない事を言いふらして、他人の名誉を傷つけること。 これら二語が並列して「誹謗中傷」と表現されることがある。「誹謗中傷」が動詞化して(サ変動詞化して)「誹謗中傷する」という用法も見られる。…
    41キロバイト (5,898 語) - 2024年2月13日 (火) 21:19


    そんな悪質な荒らし行為をしてしまった男性が、自らの過ちを認めて活動休止に至ったことは悲しいですね。反省し、二度と同じ過ちを繰り返さないよう願いたいです。

    インターネットやSNSには、血の通わない匿名の投稿があふれている。自分に向けられたものでなくても、タイムラインに流れる誹謗中傷を目にするだけで心が削られることもあるだろう。

    顔の見えない投稿者の素性を知る機会は少ない。法的な手続きによって、誹謗中傷した相手を突き止めてみると、経済的な理由から損害賠償の支払いに応じないこともままある。

    不快な投稿を2000回以上も繰り返し、1人の動画配信者を活動休止に追い込んだことで、配信者と所属企業に大きな損失を生じさせた30代男性が取材に応じた。

    「みんな不愉快になればいいんだとヤケを起こした」「私は立ち止まることができなかった」。甚大な迷惑行為をおこなった加害者男性は、そう振り返った。

    被害者が対峙させられているのはどんな人たちなのか。被害者が立ち上がったとき、加害者にはどんなことが待っているのか。ネットの悪意が取り巻く現場の実態に迫った。(弁護士ドットコムニュース編集部・塚田賢慎)

    ●埃だらけのパソコンから「攻撃」を繰り返した

    西日本在住の佐藤大輔さん(仮名・30代後半)は、家賃3万円、6畳半のアパートに住む。

    「食事は1日1食。起き抜けにお米を炊いて、スーパーで買った肉や野菜を炒めます。体調が悪ければずっと横になって、良いときはゲームや散歩をしています」

    一日の大半を過ごす万年床の隣には、座卓の上に鎮座した埃まみれのデスクトップパソコンがある。


    生活の楽しみは、夕方から4〜5時間見るネット動画だ。

    2年前、このPCから、動画配信者のYouTubeライブを数日間「荒らし」続けた。

    しばらくして、企業から損害賠償請求訴訟の提起を予告する書面が届いた。記載された賠償金額は、彼には到底支払えるようなものではなかった。

    ●トップクラスの人気VTuber活動休止の一因を作って企業に大きな打撃

    法的手続きによって佐藤さんの身元を突き止めたのは、ライバー(VTuber)グループ『にじさんじ』運営の「ANYCOLOR株式会社」(東京都港区)だ。

    VTuberとは2D/3Dのグラフィクスのヴィジュアルを用いる動画配信者。ライバーのYouTubeライブ配信では、視聴者が他の視聴者にも見える形で自由にコメントを投稿できる機能がある。にじさんじに所属するライバーは、配信中の悪質なコメントに悩まされていた。

    2022年8月のある日、佐藤さんは、にじさんじに所属するライバーのプライベートについてしつこく質問するコメントを10数分のうちに100件近く連投するという「荒らし」をおこなっていた。

    対象となったライバーは、仲間の配信に迷惑をかけるとして活動を即座に休止。同年中に「卒業」に至り、SNSやネットニュースで騒ぎになった。

    「他のライバーの配信において、自分に関する変なコメントが大量になされてしまっている。他のみんなに迷惑をかけることはできない」(このライバーが同社に伝えた内容)

    ライバー本人は、精神的に傷ついただけでなく、ライバーとしての活動をとりやめざるをえなかった。ライバーの関連商品が販売できなくなるなど、所属企業にも大きな損害が生じた。

    ライバーにとっての仕事である配信を妨害する「荒らし」は、法的にも業務妨害行為として、違法行為となることもある。

    佐藤さんの個人情報の開示を命令した東京地裁の決定(2023年6月)によると、配信とは無関係な投稿を短時間に大量に続けて同社の営業活動を妨害し、さらにライバーの活動を休止させたことも踏まえれば、同社の営業権を侵害することは明白であると判断した。

    ●佐藤さんの生い立ち

    今年2月、佐藤さんは取材場所の京都市内にやってきた。交通費を捻出する必要があり、障害者年金の支給直後の日取りが指定された。


    「信心深い母親のもとで育った」という佐藤さんの生い立ちが語られた。

    母親は6人の子どもたちには何より信仰心を優先させたという。

    末っ子の佐藤さんに良いことがあれば「母親の私が祈って信心を深めたからだ」。

    悪いことがあれば「お前の信心が足りないからだ。仏壇を拝みに行ってこい」。

    佐藤さんはそうした日々を「人格否定で自己肯定感が育てられなかった」と振り返る。

    一度だけ大学進学を相談したが、母親はにべもなく否定した。上の兄や姉がそうだったように、高校卒業後からコンビニなどで働き、手取り13万円を稼げば、そのうち12万円を母親に渡した。

    そんな暮らしに苦悩しながらも、学校で相談できる相手はおらず、いつしかうつ病と診断されたという。

    ●凶器にしたのも救ってくれたのもインターネット

    心のより所は、自室のPCで見るネット動画だけ。その共通の趣味を通じて知り合った友人から家出をすすめられたそうだ。


    友人の住んでいた土地に流れ着いて10年、無職のままで6畳半暮らしの生活を送る。通院先からは休養を指示されている。

    佐藤さんは「彼の一言がなければ確実に生きてなかった」というが、「家族の暴言が今も脳裏によぎり、夢にまで出てくる」。

    そうすると、平静でいられなくなり、発作的に「ダメだ。価値がない」と自分を責めてしまうだけでなく、SNS(X)で繋がる知人にも被害妄想をぶつける。「そのたびに親交が途切れて後悔する」という。

    ●「やったのは100件の荒らしだけではない」

    配信での「荒らし」をおこなったのも「衝動的だった」と説明した。

    「配信者もリスナーもみんな不愉快になればいいんだとヤケを起こした。前科も前歴もないし、冷静な状態ならやらなかった。あんなことをしたのは最初で最後」

    裁判の場で取り上げられた「荒らし」投稿は100件強だったが、 実際には同様の「荒らし」を2000件ほど投稿していたと明かす。

    「それも私がやりました。配信者にブロックされたことがわかると、新たにアカウントを変更して、荒らしを続けました」

    佐藤さんによると、「2日以上、起きている時間のエネルギーすべてを荒らしに使った。次第に、自分がヤバいことをしたと自覚していった」という。

    当時は衝動的に荒らしをしていたというが、一方で「疑問系の投稿にすることで名誉毀損などのリスクは減らせるという気持ちがあった」「私自身がされて一番嫌なことを同じようにしたのではないか」と冷静に当時の状況を振り返る。

    また、かつて、家族から受けてきた暴言がどんな名誉毀損や侮辱に当たるのか調べていたこともあったという。

    ●「これは自分のやったことじゃない」信仰心を捨てた男性がすがった「神頼み」

    それからおよそ1年の間に、プロバイダからの照会や、同社からの「損害賠償請求訴訟の予告通知」が届いた。

    「自分には賠償を請求されても支払い能力がありません。謝罪させて下さい」。2023年11月、同社宛にそうメールしたという。

    ライバーの活動休止や卒業はプレスリリースも出され、話題になった。謝罪するタイミングはそれまでにも十分にあったわけだ。

    「リリースは当日に見たが、何をどうしてよいのかわからなかった。謝罪しても受け入れてもらえるわけがない。金銭的な補償もできないし、沙汰を待つ以外に方法がなかった。

    SNSの反応も目にするのが怖くて、見れば怖くて死ぬしかないと思い、見れなかった。

    活動休止は別の何かが原因で、自分の荒らしが原因ではないと、神頼みに近いことを考えていた。裁判だけはいやだ。今度こそ死ぬしかなくなる。でもいやだ」


    現実逃避と逡巡を繰り返しながらも、「訴訟」の2文字を見て現実だと認識した。

    その後、数カ月間にわたり同社と交渉し、同社の提示した条件を受け入れることで示談が成立した。

    ●誹謗中傷のニュースを見て考えることは

    誹謗中傷は人を傷つけ、仕事を奪ったり、表現活動を妨げたりもする。亡くなる人もいる。

    佐藤さんもそうしたニュースを見聞きすると、被害者だけでなく加害者にも思いを馳せるようだ。

    「私は自分が過去、家族にされてきたことよりも一生をもっても償えないことをした。

    誹謗中傷や罵詈雑言は被害者側に原因があるわけはない。加害者側が悪いと声を大にして言いたい。

    私みたいに心に余裕のない人の吐け口であるかもしれないし、物事を重く捉えることのできない子どもによるものかもしれない。

    誹謗中傷の報道をニュースで見るたび、加害者の中には無職の人や私よりひどいと思われる状況にある人も見受けられる。そうだとしても、それは言い訳にならないし、誹謗中傷をする前に立ち止まることができると思う。自分の辛さに他人を巻き込むのは何よりやっちゃいけない。

    私は立ち止まることができなかったが、もう二度と同じことをやってはなるものかと覚悟している」

    誹謗中傷の加害者は民事・刑事で法的責任を問われる。法改正によって、厳罰化も進んでいる状況だ。

    「同じことをやれば、次は間違いなく罪に問われることも理解している」

    ●今でも動画配信の視聴は「生きがい」でやめられない

    今も「生きがい」だという動画配信者のライブ配信への投稿や、Xへの投稿は続けているが、自分を信じきれない。

    眠る前は、PCの電源を落として、ネットやSNSの投稿では「Enterを押す前に一呼吸おいて立ち止まる。書いている途中の内容を消すことも一度や二度ではなくなった」


    病気や障害などを理由に仕事につけず、家族や知人との縁も薄弱で、犯罪を起こすことを躊躇せず、法的責任を追及されても、金銭的補償に応じない。人生に行き詰まった人たちは総じて「無敵の人」というネットスラングで呼ばれることがある。

    経済的には「無敵の人」と呼ばれる存在に近い佐藤さんに、彼らをどう捉えればよいのか聞いた。

    「罪の意識もなく、悪意ある行動を繰り返して、完全に無敵の人になった人には、解決策を示せない。

    程度の低い結論だが、罪を犯した人は裁かれて然るべき。何もできないならせめて、できる限りの誠意を見せるべき」

    誹謗中傷の加害者を生み出す背景には、個人的な問題ではなく、社会の問題もあるのではないか、と佐藤さんに尋ねてみた。

    「私に限れば、自分の状況の悪さは生まれの問題であり、社会に感謝こそすれ、社会に対する不平不満はない。社会から『明日死んでね』と言われたら、ハイと言う」

    「死にたくない」と言っていた先ほどの言葉とは矛盾するが、佐藤さんはそう語った。

    「やってしまった側の人間の自分から言えることは、誰にでも『善の部分』が少なからずあるはず。自分の中にあった大切なものを大切にしていけば、今より生きやすい世の中になるかと」

    ●誹謗中傷に対抗する仕組みが作られていく

    どん底から救ってくれたのも、人を傷つけたのもインターネット。匿名の書き込みの先には、ネガティブな感情を誹謗中傷の形で人にぶつける人がいた。

    佐藤さんは生活保護や障害者年金を受け取って生活している。誹謗中傷をなくそうとしたとき、「社会に不平不満はない」と言っていた彼のような人間を支える社会を目指すことも長期的な視野からすれば効果があるのではないか。


    だからといって、今苦しんでいる被害者が誹謗中傷に振り回され続けなければいけない理由はない。これまで泣き寝入りをしていた被害者たちは、悪質な誹謗中傷に対して続々と立ち上がっている。

    総務省が運営を委託する「違法・有害情報相談センター」への相談件数は、2022年度は5745件となり、8年連続で5000件を超えて高止まりの傾向を示している。

    総務省は3月、プロバイダ責任制限法の改正案を閣議決定した。悪質な投稿の迅速な削除対応をプラットフォームに義務付けるもので、スピーディーな被害救済を図る。

    同社の誹謗中傷行為を対策するチームには、1カ月に約1500件もの誹謗中傷の情報が寄せられ、投稿に向き合い続けているという。

    ライブ配信に2000回以上「荒らし」投稿、にじさんじ所属「ライバー」を活動休止に追い込んだ男性の半生と後悔


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    友情が崩壊!在日の金くんへのヘイト投稿事件で波紋


    ヘイトスピーチ(英: hate speech)は、人種、出身国、民族、宗教、性的指向、性別、容姿、健康(障害)、経済的・社会的出自あるいは他のアイデンティティー要素などに基づいて、個人または集団を攻撃、脅迫、侮辱する発言や言動のことである。ヘイトスピーチが具体的にどのような言論を指すかについて各国…
    96キロバイト (11,607 語) - 2024年3月19日 (火) 09:15


    信じられない。50年来の友人が突然こんな行動を取るなんて。金くんが潔い対応を取れるといいですね。

    東京都内に住む在日韓国人3世の男性が、福岡市内にある出身高校の同窓生からSNS上で「ヘイトスピーチ」を受けたとして、110万円の損害賠償を求める裁判を東京地裁に起こした。提訴は3月29日付。この日、原告と代理人が都内で記者会見を開いて明らかにした。(ライター・碓氷連太郎)

    ●50年来の友人が「実名顔出し」で誹謗中傷を始める

    原告の金正則さん(69歳)によると、被告となったAさんとは、敬称なしで呼び合う仲で、ともに福岡市にある名門高校を卒業したあと、東京の大学に進学した。大学卒業後はどちらも都内で仕事を始め、同窓会で交流を続けてきたという。

    定年後、地元に戻ったAさんは、実名・顔出しで、X(旧ツイッター)やフェイスブックに在日韓国人などへの「ヘイトスピーチ」投稿を続けていた。見かねた金さんが2018年に帰省した際、地元ホテルのラウンジでAさんと会って、友人として投稿をやめるように注意した。

    しかし、Aさんの投稿が続いたため、金さんは同窓会のメーリングリストにこの問題について流した。さらにAさんに対して真摯な反省のほか、これまでのFacebook投稿すべてを削除し、今後二度と繰り返さないことを求めた。個人告発したことについてはメーリングリスト管理人に詫びた。

    その後、AさんのFacebook投稿は削除されたものの、Xの書き込みは消されず、新しいヘイト投稿が続いた。そんな中、2020年2月になると、X上で「在日の金くんへ」という書き込みで始まる"個人攻撃"がされたという。

    韓国や朝鮮学校などに対する第三者のツイートを引用するかたちで「在日朝鮮人韓国人の金くん、もう日本にたかるの止めなよ」「在日の金。お前が責任持って謝罪と賠償をしろ」などと複数回にわたって投稿している。さらに金さんが高校時代まで名乗っていた通名まで挙げて書き込みをしている。

    ●「日常的な差別意識を次の世代に継承させることは止めたい」

    50年来の同窓生である相手が、実名・顔出しで、自分に対する差別的な投稿をしたことについて、金さんは次のように語った。

    「『在日』の誰もが経験する日常の場面の『身のまわりヘイト』、顔見知りから受ける『隣人ヘイト』の被害実情が、リアルに映し出された。また、この日本において『在日の誰々』は、日本名であれ、民族名であれ、日本国籍を有している人であれ、すべての『在日』に緊張と恐怖を与えるものである。この差別記号が、たとえば『部落出身の誰々』『アイヌの誰々』などにも及ぶのは、当事者の誰もが経験とともに知っていることだ」

    「私の子どものときから高校までの日本名での思い出、その後の50年、民族名を自然なこととして生き、社会をまわりの一人からでも変えようと思った『私』の人生は、この同窓生のヘイトによって汚されて、毀損されました。名誉の毀損ではなく、人の尊厳、人生に対する毀損です。

    『在日の金くん』投稿には、親、子ども、孫に言及するものも見られます。被告のツイートには自分の差別意識が自分の母親、叔母などから教えられたと言っているものがあります。歴史の中で差別意識が継承されようとしています。

    差別はなくならないとも言われますが、私は、これまでの歴史の中で育まれ、蓄積されてきた日常的な差別意識、それを次の子どもたちの時代にまで継承させることだけは、止めたいと考えています」


    ●代理人「同定可能性をクリアしている」

    韓国統計庁のデータ(2000年)によると、「金」という名字は、韓国人の21%を占めていて、人口の中で一番多かった。金さんを特定する書き込みは1件だけで「『在日の金くん』は日本に多数存在するから、金正則さんを指したものではない」という反論も予想される。

    金さんの代理人をつとめる神原元弁護士は記者会見で「そういうことを言うこと自体が言葉に表せない卑劣さを感じる」としたうえで、「本件においては、金さんの通名が仲間内で知られていることから、同定可能性をクリアしている」と語った。

    同定可能性とは、誹謗中傷などの権利侵害があった際、その対象者を特定できることだ。

    神原弁護士は、柳美里さんの小説『石に泳ぐ魚』をめぐる裁判を例に挙げて、同定可能性については判例が積みあがっていると説明した。

    『石に泳ぐ魚』裁判では、登場人物のモデルにされた女性が、プライバシー侵害を理由に修正を求めたものの、修正内容を不服としてプライバシー権および名誉権侵害による損害賠償と出版差し止めを求めたもので、女性側の勝訴で裁判は終結している。

    ●「マイノリティ当事者への風当たりを変えたい」

    この日の記者会見後、金さんはAさんのつぶやきを放置することは「日本社会全体が歴史修正の流れを認めることにつながる」と口にした。

    「現在、日本では外国人に関する差別問題は多岐にわたっているので、在日の問題は『もう十分』という風潮があります。しかし、それを認めてしまうと、植民地支配の歴史という問題が忘れ去られてしまう可能性があります。

    しかし、今、ガザで起きている人々の暮らす場を破壊し、資源を奪おうとしている問題こそ、まさに植民地問題なのです。長きにわたり日本の社会の中で温存されてきた『差別』という大きな壁に穴を開けて、ずっと続いてきた在日韓国・朝鮮人への差別を一度リセットしたい。

    私一人の個人的な問題ではなく、多くのマイノリティ当事者への風当たりを変えたい。これが最後の闘いになってほしい。そんな思いから、この裁判を始めました」

    裁判の期日はまだ決まっていないが、金さんは法廷で直接、50年来の友人の言葉を聞きたいと願っている。なお、AさんのXへの投稿は、今回の提訴前に止まっているという。

    「在日の金くんへ」50年来の友人が突如"ヘイト投稿"、在日コリアン男性が賠償求め提訴「名誉ではなく、人生を毀損された」


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    夫婦別姓訴訟、「三度目の正直」で東京と札幌で同時提訴


    」のことを「氏」(うじ)と呼んでいるとし、「選択的夫婦別姓(氏)」について「選択的夫婦別氏制度(いわゆる選択的夫婦別姓制度)」と記載している。「選択的夫婦別姓(氏)」については、ほかに「夫婦別姓選択制」「夫婦別選択制」「選択的夫婦同姓」「夫婦同姓別姓選択制」などの表記も使用あるいは使用の提案がされ…
    544キロバイト (61,902 語) - 2024年2月22日 (木) 01:50


    「夫婦別姓は当然の権利だと思います。早く違憲判断が下されることを願っています」

    夫婦が同じ名字であることを義務付けた民法や戸籍法の規定は憲法に違反するとして、事実婚の夫婦らが、国を相手取り計600万円の損害賠償を求める裁判を東京地裁と札幌地裁で同時に起こす。提訴は3月8日。

    原告は、事実婚の夫婦など12人(東京地裁が10人、札幌地裁が2人)。国が民法や戸籍法を改正しないことで、原告らが元の名字のまま法律婚することを認めないのは違法であるなどと主張している。

    希望すれば元の名字を選べる「選択的夫婦別姓」は、1996年の法制審議会で導入の指針が示されたが、自民党の反対にあって国会に法案は提出されず、現在まで実現していない。

    そのため、2011年、2018年にそれぞれ夫婦同姓の規定は違憲であると主張する裁判が起こされたが、最高裁は夫婦同姓の規定を「合憲」と判断して、原告の訴えを退けている。

    今回の裁判はこれまでの裁判の流れを汲むもので、「第三次選択的夫婦別姓訴訟」と位置付けられている。

    弁護団は「第二次訴訟後にも、選択的夫婦別姓を求める世論は高まっています。今度こそ違憲という判断をしていただきたい」と話している。

    ⚫︎「夫婦同姓制度は、結婚する人にとって過酷」

    弁護団によると、第三次訴訟では、次のように主張するという。

    「民法750条、同739条1項および戸籍法74条1号は、すべての夫婦に対して、婚姻に際していずれか一方が氏を変更して夫婦同氏となることを求めており、双方が氏を維持したまま婚姻する等の例外を一切認めていない(夫婦同氏制度)。

    これは、婚姻しようとする者に対して、婚姻するために夫婦のいずれか一方が氏を変更するか、双方が氏を維持するために婚姻を諦めるかの過酷な二者択一を迫るものである。原告らは、本件各規定が別氏という例外を認めていないという限度において違憲無効であると主張するものである」


    ⚫︎「憲法13条や憲法24条、女性差別撤廃条約などに違反」

    原告側は、こうした構造を「二者択一構造」として厳しく批判し、次の3点から、違憲を指摘している。

    ・憲法13条及び憲法24条1項違反

    夫婦同姓制度は、憲法13条によって保障される「氏名に関する人格的利益」および、憲法24条1項が保障する「婚姻をするについての自律的な意思決定」を制約するものであり、かかる制約は必要かつ合理性のあるものとはいえない。よって、夫婦同姓を義務付ける規定が、別姓という例外を認めないことは憲法13条および憲法24条1項に違反する。

    ・憲法24条2項違反

    夫婦同姓を義務付ける規定が別姓という例外を認めていないことは、個人の尊厳と両性の本質的平等の要請に照らして合理性を欠き、国会の立法裁量を逸脱するものとして、憲法24条2項に違反する。

    ・国際人権条約および憲法98条2項違反

    夫婦同姓を義務付ける規定は「婚姻に際して姓を選択する権利についての夫婦の同一の権利などを保障している女性差別撤廃条約、および自由権規約に違反し、同時に、国家に条約遵守義務を課している憲法98条2項にも違反する。


    ⚫︎選択的夫婦別姓に賛成7割超、経団連会長も賛成

    第一次訴訟では「氏の変更を強制されない自由の侵害」(憲法13条違反)や、「婚姻の自由などの侵害」(憲法24条1項違反)、第二次訴訟では「別姓を希望する人に対する差別」(憲法14条1項違反)や「個人の尊厳と両性の本質的平等などに立脚していない」(憲法24条違反)などと主張してきた。

    第一次訴訟は2015年、第二次訴訟は2022年、最高裁で「夫婦同姓は合憲」という判断が出された。しかし、いずれも一部の裁判官は「反対意見」を述べて、違憲であるとの考えを示している。

    第三次訴訟の提訴にあたり、弁護団は「自分の姓を維持する必要性の高まり」や「夫婦別姓を求める意識の高まり」「地方議会の選択的夫婦別姓制度導入を求める決議の増加」など、これまでの間の事情の変化があったと説明する。

    たとえば、「通称(旧姓)使用が広まることにより、夫婦同姓の不利益は緩和され得る」とした2015年の最高裁判決について、現在は「旧姓使用は戸籍名との同一性の確認や証明という新たな問題を起こし、個人識別のリスクやコストを増大させるという不合理な結果を生じている」と指摘する。

    昨年5月に実施された共同通信の世論調査では、77%が選択的夫婦別姓に賛成しており、特に若い女性層では91%が賛成だったという。

    さらに今年1月、経団連の十倉雅和会長が「選択的夫婦別姓は女性の働き方をサポートするために導入してほしい」と賛成したと報じられている。

    夫婦別姓「三度目の正直」か、東京と札幌で同時提訴へ  「高まる世論、今度こそ違憲判断を」


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    「松本人志元タレント、トラウマ告白!過去の仕打ちに苦しむ姿に涙が止まらない」


    松本 人志(まつもと ひとし、1963年〈昭和38年〉9月8日 - )は、日本のお笑いタレント、司会者、俳優、映画監督、作家。兵庫県尼崎市出身。お笑いコンビ・ダウンタウンのボケ、ネタ作り担当。相方は浜田雅功。愛称は「松ちゃん」(まっちゃん)。妻は元タレントの伊原凛。吉本興業東京本部所属。2024年…
    100キロバイト (13,559 語) - 2024年1月25日 (木) 10:13


    この告白を読んで、松本人志さんがどれだけ辛い経験をしてきたのか改めて考えさせられました。彼がこれまでに被った仕打ちは本当にひどく、まさにトラウマになる出来事ばかりですね。彼がこれからどのように立ち直っていくのか心配ですが、応援したいと思います。

    松本人志氏の提訴に関して「週刊文春」編集部がコメント〉から続く

     1月22日、吉本興業は、松本人志(60)が文藝春秋に対し、名誉毀損に基づく損害賠償および訂正記事による名誉回復を求める訴訟を提起したと発表した。同社のホームページには、松本の代理人である八重洲総合法律事務所の田代政弘弁護士による次のようなコメントが掲載されている。

    〈今後、裁判において、記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ『性加害』に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております〉

     訴訟の主な争点は、昨年12月17日発売号に掲載した「松本人志と恐怖の一夜『俺の子ども産めや!』」と題する記事だ。

     松本が「スピードワゴン」の小沢一敬に女性を集めさせ、グランドハイアット東京のスイートルームで飲み会を開催。参加者のA子さんと二人きりになった松本が「俺の子ども産めや!」などと性行為を迫った様子を報じた。また、同時期に松本から肉体関係を迫られたB子さんの証言も掲載している。

     松本は年が明けた1月8日に芸能活動の休止を発表。以降、沈黙を保ってきたが、22日に松本は訴訟に踏み切った。

    元タレント女性が実名告発

     そんななか「A子さんの勇気に共感した。A子さんの力になりたい」と、初めて実名・顔出しでの取材に応じる元タレントの女性が現れた。この女性は「週刊文春」の180分におよぶ独占インタビューに応じ、19歳の時に松本から肉体関係を求められた体験を語ったのだ。

    「仕事柄、多くの芸能人と食事をする機会がありますが、あんなに酷い仕打ちを受けたのは私の人生で彼だけでした。あの出来事がトラウマとして記憶に残り、ずっと苦しめられてきました。実名で発信すれば、すぐに『売名だ』と言われる時代ですが、私がこうして告発することでプラスなことは何一つありません。ネット上で罵詈雑言を浴びせられるかもしれない。それでも20年近く経っても彼の言動に苦しめられている人間がいる現実を知って欲しいと思い、取材に応じました」

     1月24日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および25日(木)発売の「週刊文春」では、元タレント女性の「実名・顔出しインタビュー」を報じる。また19歳の学生だったH子さんの新証言、吉本興業所属の西川のりおが取材に応じ、松本に苦言を呈する様子も掲載している。

    (「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年2月1日号)

    松本人志 ©時事通信社


    (出典 news.nicovideo.jp)

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